白井市桜台にある株式会社オルチャさんが展開するサイクリングツアーに参加してきました。
印西市の魅力は買い物などに特に不便しない街でありながら、少し足を踏みいれると自然も広がっているというところと挙げる方も多いかと思います。
今回はそんな印西市内も含め、我孫子市・栄町・佐倉市などにまたがったコースを体験していますが、実際自然を感じながら気持ちよく走ることができました。
今回参加したNarita Cycling TourさんのツアーBコースは全長約55km。わたくし普段これといって全く運動をしていないのですが、そんなわたしでもなかなか楽勝とは言えませんが走りきることができましたよ。
Narita Cycling Tour 概要
Narita Cycling Tourは白井市桜台にある株式会社オルチャさんが提供するサイクリングツアーです。
オルチャ公式ホームページ|Narita Cycling Tour
こちらがNarita Cycling Tourを開催する、荒井さん。各コースのツアーガイドも務めます。
自身でもクロスバイクは15年ほど乗られており、ロングライド(120km以上とかのコース)系の大会にも出ているそうです。
また、荒井さんは海外旅行にかなりの回数いったことがある上で、このあたりの自転車で走れるコースはヨーロッパなどにも引けをとらない魅力的なコースだ、とおっしゃっていました。
参加できるコースについて
参加できるコースは以下の通り。
- Aコース:利根川周遊コース(約35km) 10,000円 ※昼食付き
- Bコース:利根川 印旛沼 サイクリングロード周遊コース(55km) 10,000円 ※昼食なし
- Cコース:利根川 小江戸佐原 香取神宮 周遊コース(約34km) 12,000円 ※昼食なし
- Dコース:九十九里浜 太平洋海岸サイクリング(約51km) 12,000円 ※昼食なし
A/Bコースの料金はカップル・親子割引があります。
- 大人(高校生以上)2名 16,000円
- 大人(高校生以上)3名 24,000円
- 大人(高校生以上)4名 32,000円
- 子供(小中学生)1名 7,000円
- 親子2名(大人1名+子供1名) 13,000円
- 親子3名(大人2名+子供1名) 20,000円
※全て税込み
※料金にはロードバイク・ウェア・グローブ・アイウェアのレンタル代、ミネラルウォーター、送迎費が含まれます。
今回、わたしは千葉ニュータウン中央駅あたりから木下方面に向かい、手賀川、利根川、印旛沼を巡って佐倉市にあるオランダ風車が印象的な佐倉ふるさと広場まで行って戻ってくるBコースに参加しました。
この後でコースの各ポイントについては記載をしますが、参加中の走っている間の様子は写真を撮ることができていませんので、参考までにオルチャ・荒井さんのYouTube動画を載せておきます。
当日の様子
わたし自身が実際にBコースに参加してきました。各コースでいろいろ違いがあるとは思いますが、ひとつの参考としてご紹介したいと思います。
お出迎え~準備~出発
4コースあるうちのA/Bコースは千葉ニュータウン中央駅での送迎、C/Dコースは成田・印西市内のホテルからの送迎も可能なようです。
▼千葉ニュータウン中央駅
わたしが参加したBコースのピックアップ場所である北総線 千葉ニュータウン中央駅に向かいます。
▼北口ロータリー
こちらの駅の北口のロータリーに荒井さんが迎えに来てくれました。
おう、本格的な服!本日はよろしくお願いします!
車で実際の出発地点に移動、お庭で準備をします。
こちらが今回わたしが借りたクロスバイク。
借りるバイクは基本的にGIANTというブランドのもののようです。身長別・男女別に3種類ずつ用意があり男性190㎝とかまで対応できるとのことです。
GIANTの女性向けブランドLivというのがあり、女性の場合は基本こちらになるみたいです。
借りられる装備はヘルメット・グローブ・サングラス。
靴は無いのでヒールがある靴とかサンダルとかではなくてスニーカーで来るということだけは注意した方がいいですね。
ウェアですが人によってはちょっと恥ずかしいので着ないという人もいるそうで、こちらは着ても着なくてもいいそうです。
せっかくなのでわたしは着てみましたよ。
…誰ですか、なんか足短くね?とか言っている人は(# ゚Д゚)ウルサイヨ
売っているウェアとしては半そでタイプとかもあるみたいなんですが、初心者含めて万が一転んだりしたときに少しでも危なくないように長袖タイプにしているとのことです。
今回体験した身としては、とにかくお尻が痛いのでお尻の部分が若干クッションになっているこのウェアの方が私服よりはマシかと思いますので、なるべく着た方がいいかと思います。
このサドルがね。痛いのよ。なんか柔らかいカバーがあるそうなのですが、ウェアのお尻部分もあるしまあ大丈夫では??なんて思って付けなかったことを後でものすごい後悔することになります(笑)。
▼クッションカバー
ちなみに、こちらが後で見せていただいたクッションカバー。これを付けるとまただいぶ違うようです。
ミネラルウォーターが入ったボトルを貸していただけるのでそれを自転車にセット。
リュックやバッグは持っていけないため、貴重品含め持っていく小物などは自転車にちょっとしたバッグが付くのでそれに入れていきます。
また、ウェアを着た場合は上半身の後ろ側にポケットが付いていて、こちらにもタオルや携帯などの小物を入れることもできます。
あとはギアの変え方などの説明を少しうけて出発となります。
ギアは前と後ろそれぞれにあって、基本的には後ろのギアを変えて調整、前のギアは坂道とかでない限り基本は変えなくていいと言っておりました。
では、いってまいりま~す。
千葉ニュー~手賀川~利根川
まずは白井市桜台から出発、馴染みのあるスーパーのビッグハウスなどの近くを経由して木下方面に向かって手賀川沿いを走っていきます。
途中の橋でちょっと休憩。
我孫子市のパン工房リヨン 小麦館さんなどの近くを通って利根川方面へ。
ちなみに、一旦停止するときは、ママチャリとか乗ってるとサドルに座ったまま足をついて停まりたくなりますが、サドルからお尻を外して停まるんだそうです。(サドルの高さ的に座ったままだと足が届かない位置に固定されます。←けしてわたしの足が短いからではありません(# ゚Д゚))
利根川沿いの土手をぐいぐいと進んでいきます。
Aコースの場合はもう少し進んだこの風景のあたりで引き返して途中カフェNOIEさんなどでランチを食べて帰るんだそうです。
わたくし、残念ながら方向オンチのため、ここがどのあたりなのかよくわかっておりません(笑)。
ここまでで約20kmくらい。
ここまでの感想:全然まだ余裕。まあ若干お尻が痛い気もするけど、こういう自転車だと20kmなんて案外さらっと来れちゃうもんなのねー。
すごく軽く考えてますね。自分ながらゲンコツしてやりたいですね(笑)。
利根川~栄町~双子公園
今回わたしが参加したのはBコースですので、このまま栄町を通って印旛沼の方へ向かっていきます。
トラクターがいる風景とかね。いいですね。
途中、安食駅の方に向かう長門橋のところにあるセブンイレブンで休憩。
こちらはロードバイクで通る方が多いのか、自転車スタンドがありました。
とりあえず飲み物を飲んでちょっと休憩して再出発。
その後はサイクリングロードを通っていき印旛沼方面へ向かいます。
双子公園に到着。
トイレの壁に描かれた絵がバンクシーの絵では?と一時話題になった公園でもあります。
https://www.inzai-topic.com/news-futagokouen-201902/
その後サルの絵が増えていますね。
ここまでで約35km。
ここまでの感想:ちょっと太ももがきつくなってきた。あともうお尻がだいぶ痛い。
20km時点の勢いはどうしたという感じですが、このあたりから無事帰ることができるのかちょっと不安になってきます(笑)。
印旛沼~佐倉ふるさと広場
双子公園の後は佐倉ふるさと広場の方へ向かっていきます。
シドニーオリンピック金メダリストのQちゃん こと 高橋尚子さんが練習したという金メダルジョギングロード(尚子コース)。初めて通りました。
ちなみに、金メダルジョギングロードにはバルセロナ五輪 銀メダル、アトランタ五輪 銅メダルの有森裕子さんが練習したとされる裕子コースもあるようですよ。
写真上かなりちっちゃいですが、印旛沼の観光船なんかもいたり。
佐倉ふるさと広場に到着。なんだかんだでわたしは今回が初訪問です。
軽く食べましょうかねということで、わたしはおにぎりを購入して食べました。なんかたくさん食べると後でお腹いたくなったり気持ち悪くなったりしそう。
ついでにツアーガイドの荒井さんが食べられていたものもパシャリと。
こちらの佐倉ふるさと広場、「佐蘭花」という売店があるのですが、その中に自転車ロードレースアニメ「弱虫ペダル」のパネルがありました。
弱虫ペダルに登場する高校は佐倉市にあるとされており、京成佐倉駅などが聖地としても有名なんだそうです。
https://www.inzai-topic.com/tandem-bicycle-rental-sakura/
佐倉ふるさと広場自体わたしは初めてだったので、休憩も兼ねてオランダ風車含めちょっとぶらっと見て回りました。
さすがに自転車置き場も充実しています。
わたしが伺ったタイミングでは特に何も開催されていない期間でしたが、佐倉ふるさと広場はチューリップとかひまわりとかフラワーフェスタとしていろいろ開催されるんですよね。今後は何かの開催期間中にまた来てみたいですね。
ここまでで約43kmくらい。
ここまでの感想:とにかくお尻が痛い(T-T) 太ももヤヴァイ。でも来てみたかった佐倉ふるさと広場来れてよかった
もうだいぶお尻が限界に近づいてきています。
佐倉ふるさと広場~千葉ニューへ
この後はまた印旛沼湖畔を通って千葉ニュー方面へと帰っていきます。
八千代市の「川五郎」さんの横を通ったり。
北総花の丘公園の横を通ったり。
そして人気のパン屋 戸神ベイカリーさん。以前に伺ったものの売り切れで買えなかったとき以来になってしまっており、せっかくですので立ち寄らせていただくことに。
なんと最近自転車のラックも新設されました。
美味しそうなパンがずらり。
2つほど購入して食べました。暑い日でたくさん汗をかいたというのもあるかもですが、この塩パンめっちゃ美味しかった。
以前はホットコーヒーしかなかったようなのですが、現在はアイスコーヒーの提供もあるようですよ。(今回は飲んでいないです。)
この後はイオンモール千葉ニュータウンの近くを通って、出発地点の白井市桜台まで戻った感じです。
全長約55km。イオンモールのあたりで一時太ももが攣りそうになってしまいましたが、無事戻ってくることができました。
総じての感想:お尻が痛えええぇぇぇぇ!!!!
何回言うんだってね。はい、すみません。
まあそれは冗談として、車が通る脇を走らなければならない場所はコース中ほとんど無く、だいたいがサイクリングロード・ジョギングロード・遊歩道のため、特に危険を感じる場面はありませんでした。
印西市内含め自然の中を走るので気持ちがよかったので、その感じが少しでも伝わればいいなーと思います。
個人的には普段の運動不足を当日は痛感してしまいましたが、案外筋肉痛にはなりませんでした。(お尻は2~3日痛かったですけど。)
サイクリング中に教えてもらったこと含め、ズブのど素人が疲れない・お尻を傷めないために重要そうなポイントは以下の通り。
- ギアは軽めに設定、回転数重視
- お尻は浮かせられるタイミングがあったらとにかく浮かす
- ガニ股にならないように気を付ける
- ペダルを踏む足の場所は半分よりつま先側の方が漕ぎやすい気がする
とある会社で自転車通勤している人としていない人の仕事に関して調査をした結果、自転車通勤をしている人の方がストレス値が低い、ということがわかったとかいう話しもあるみたいです。
そういう意味では運動としてももちろん、ストレス発散という点でも良さそうですね。
みなさまもよければぜひ。ただ、お尻にはくれぐれもご注意を。参加される場合は柔らかカバーの着用をオススメします(笑)。